超音波画像観察装置(以下エコー)はほとんどの病院で見かけることのできる、一般的な検査装置になりました。
エコーはその利便性から整骨院でも普及しつつありますが、エコーで得た画像から情報を正しく把握するには専門的な知識と経験を要しますので、まだまだ普及率は高いとはいえない状況です。
久内整骨院では超音波画像観察装置(エコー)(HS-2100本多電子工業社製)を用いて損傷部位を明確化し、より的確な診断に心がけています。
整骨院では法律の規制がありレントゲン検査は出来ません。したがって我々柔道整復師は画像による診療が出来ません。
唯一、厚生労働省が使用を禁止していないのが超音波画像観察装置(エコー)です。
当院ではこの機械の導入で、腱板断裂や、関節水腫は99%診断可能になりました。また、骨折にいたっては剥離骨折を除き100%鑑別できるようになりました。
柔道整復師の鑑別技術は格段に進歩しています。
また久内整骨院院長は、JSBM(日本超音波骨軟組織学会)の会員で、定期的に開催される学会に参加し常に最新の知識、情報の基にエコーを活用しています。
皆さまに安心してエコー検査を受けていただくことを心がけております。
エコー利用によって
といった利点が挙げられます。
エコーによって確認できた症例の紹介です。
※JSBMは安全な超音波技術を用いた観察法・診察法を確立するために研究、情報交換を行う学会です。
上画像の向かって左側、黄丸内がエコーによって確認させた損傷箇所になります。右側は比較のため、損傷のない同箇所を画像化したものです。
エコーは骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷等の外傷や、スポーツ障害などの痛みに対する検査として適しており、特にレントゲンでは観察できない筋・腱損傷(肉離れ・腱断裂等)に対しては、高い精度でその状態を視覚化することが可能です。
もちろん、エコーだけに頼るのではなく骨折の疑いなど状態によって協力医療機関にレントゲン、MRI撮影を依頼します。
エコーの利用によって、傷病の把握、根拠のある施術方針の提示が行えます。
当院では患者さまが納得できる施術が、早期回復への近道だと考えております。
【受付時間】月・火・木・金:午前8時~11時半/午後4時~7時半
水・土:午前8時~12時/午後休診 日祝:休診日