損傷内容をしっかり把握したうえで、無理のない療法、早期リハビリテーションで、速やかな症状の改善を促します。
患者さまにご理解いただいたうえでの施術となります。疑問点や不安、ご質問等ございましたらお尋ね下さい。
当院で行われている施術の流れを紹介いたします。
施術方針を考えるうえで、とても大切な工程となります。
患者さまには「どのような動作をすると、どの様な痛み、症状が現れるか(痛みの再現)」を細かく話していただきます。
この「痛みの再現」のから損傷箇所の絞込みを行います。
徒手検査は整形外科的検査法で世界共通の手法です。
この検査では、実際に柔道整復師が損傷があると考える箇所を無理のない範囲で「動かす」「延ばす」「叩く」などして、痛みの増減、症状が生ずるか確認していきます。
この検査によってより正確な損傷箇所の状態を把握していきます。
損傷内容によって詳細な情報が必要な場合「超音波画像観察装置(以下エコー)」「レントゲン」による画像確認が行われます。
鑑別によって得られた損傷箇所の情報を、分かりやすく説明することを心がけています。
患者さまには損傷の状態、適切と思われる施術内容をご理解、同意いただいたうえで施術を行います。
凝り固まったり、緊張でこわばっている筋肉に対して、圧迫・摩擦といった手技を用いて患者さま自身の治癒力で快方に向かわせようとするものです。
マイオセラピーの後は、低周波療法で筋肉をマッサージしコリなどをやわらげ血行を促進します。
簡単な用具(ボールや重り)を使って筋肉を程よく引き伸ばし、より筋肉をリラックスした状態に導きます。
ストレッチには通常一般の方も使っている伸張ストレッチがありますが、当院では運動生理学に基づいたスローリバーサルやホールドリラックス、コントラクトリラックス等工夫してその人にあわせてマンツーマンで行います。
当院では、腰部脊柱管狭窄症(lumber spinal canal stenosis)の治療の一環として この90/90牽引を採用致しております。 この治療法は脊柱管内の通りを良くし、脊柱管内圧を軽減する効果が期待できます。
症状によって物理療法機器による施術を行っています。当院で使用している物理療法機器を紹介します。
トラックタイザーTC-C1は、従来の頸椎牽引治療装置とは異なり、これまでになかった「椅子の傾斜角度を操作すること」で治療部位に適した牽引を可能にした装置です。
加えて傾斜角度はコンピュータ制御されていますので、継続した治療の際高い再現性を保つことが可能になり、治療の効果を促します。
リラックスした姿勢で牽引治療が可能
従来の装置では患者様は牽引の際、上半身を自分で支える必要があり、体力が低下された方、ご高齢の方、痛みを伴った方には辛い場合があります。
トラックタイザーTC-C1の治療においては、患者様は椅子に深くもたれるだけ。リラックスしながらも安定した治療姿勢を維持することができます。
椅子に座ったままの姿勢で腰椎の牽引を可能にした装置です。
腰痛の患者さまには上向きで横になった状態で行う従来の牽引機は、とてもつらいものでした。
この装置ですと、患者さまの苦痛の軽減はもちろんのこと、患者さまは座るだけで理想的な角度で腰椎の牽引を行うことができます。
全身を包み込むような構造になっており安定感・安心感を得ることができ、装置の腰にあたる部分にはヒータを内蔵していますので、よりリラックスした状態で施術を受けていただけます。
空気の力によるマッサージで血行促進します。
つま先から太ももに向かって、揉みあげていく理想的な「求心マッサージ」を実現します。
圧力センサーによって脚の太さに関係なく、一定の加圧力で揉み残しのないように心地よいマッサージを受けていただけます。
当院では肉離れの患者さまに効果がみられます。
気泡マッサージと、深部の損傷箇所まで伝わるマイクロ振動波、優れた温熱効果により血行が促進され、凝り固まった筋肉を緩め鎮痛作用が期待できます。
損傷によってはテーピングやギブスなど、状態にあった固定法で損傷箇所を固定し、できるだけ普段の生活を行えるようにします。
当院には各関節に適したコルセット、サポーターを各種取り揃えています。
傷病の回復に必要なコルセット、サポーターは買取となっている病院、整骨院が多くあるかと思います。
当院では、費用を気にせずに傷病の回復に努めてほしいという思いから、コルセット、サポーターを無料貸出しを行っております。
※貸出し時保証金を収めていただき、返却時に返金するシステムです。
【受付時間】月・火・木・金:午前8時~11時半/午後4時~7時半
水・土:午前8時~12時/午後休診 日祝:休診日