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肩のお悩みや痛みは肩の痛み専門施術

中高年の方が、腕が痛くて挙がらない等の症状でお困りの方、歳のせいだと勘違いしている人も多いのが実情です。
学童期・青壮年期の方では後遺症を残す症例もありますので、正しい診療を受ける事をお勧めいたします。

肩のお悩みや痛みは肩の痛み専門施術

以下の症例の詳しい症状を
ご自身の状態に照らし合わせてみて下さい。

肩腱板損傷・肩腱板断裂・肩腱板炎の症状

  • 動かすと痛いけど安静に肘を机などに載せていると痛くない。
  • 急に痛くなった。
  • 肩の前がずきずき痛い。
  • 腕は自分で挙げられないけど他人に優しく挙げてもらうと痛みが少ない。
  • 野球やスポーツを激しくすることを日常的に行っている。

拘縮肩または凍結肩(一般には広く五十肩)の症状

  • 日中痛みは改善しているが朝になると痛みが強くなる。
  • 強い力は入る。
  • 痛くない方の肩を痛い方の手で触るのが出来ない、またはしづらい。
  • 肩の後ろや肘の上あたりが痛むことがある。
  • 二の腕を耳に着けることが出来ない。

石灰沈着性腱板炎の症状

  • 強い痛みで眠れない。
  • 痛みで腕の置き場に困る。
  • 腕を挙げると肩で引っ掛かりなどの違和感を感じる。
  • とにかく何もしなくても痛い。
  • 明らかな原因の心当たりがない。

肩峰下滑液包炎の症状

  • 動かすと痛い。
  • 肩の前や横に痛みを感じる。
  • 腕は痛むが挙げることが出来る。
  • 野球やスポーツを激しくすることを日常的に行っている。
  • 腕を動かし挙げたりするとコキコキ鳴る。

上腕二頭筋断裂・上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎の症状

  • 二の腕にコブがある。
  • 腕を挙げると痛い、または挙げる事ができない。
  • 肩の前に痛みがある。
  • 力を腕に入れた瞬間から始まった。
  • 日常から重量物を持ち上げている。
  • 中高年である。

リトルリーガーズショルダーの症状

  • 10歳から15歳である。
  • 野球などの投球動作を頻繁に行う。
  • 投球動作で痛みが出現またはひどくなる。
  • 肩の横に痛みを感じ、腕の一番上に特に感じる。
  • 日常動作でも痛みを感じるようになっている。

ルーズニングショルダーの症状

  • テニスやバドミントン・野球の際に痛みを感じる。
  • 腕が抜けそうに痛いときや不安定感を感じる。
  • 腕のしびれやだるさ、肩周囲の痛みなどを感じる。

当院では上記症状を詳細に分析しエコー検査と合わせて
傷病を絞り込んで行きます。

超音波画像観察装置(エコー)による損傷箇所の確認

肩腱板損傷 はレントゲンでははっきりとした診断はできないケガです。
当院では確実に解剖学的な場所を特定し治療に結びつけるために超音波画像観察装置(以下エコー)による画像確認を行っております。
現在のエコーは、カラードップラー技術で損傷の深度も容易に確認することができ、筋肉、腱、骨、骨膜、滑液包、関節包等の場所を特定することができます。
このため治療期間の予測が今までより立てられやすくなり、より速い競技復帰や固定除去がりました。

超音波画像観察装置(エコー)による損傷箇所の確認

画像の向かって右側の、鳥のくちばしのような先端が腱板病変の損傷箇所になります。カラードップラーのおかげで腱板の骨に付着している場所で炎症反応を描出してるのが一目でわかります。

肩腱板損傷の施術の流れ


手術したくない人へアドバイス

肩腱板損傷と診断され手術をすすめられた方編

肩腱板損傷といっても症状や治療法は様々。
もちろん痛みが強く我慢できない症例や肩板損傷の中でも広範囲断裂の診断を受けたり、年齢がまだ若く(50歳まで)バリバリ働きたい方やバリバリ肩を使うテニスプレーヤーなら手術療法を選択する事は多くなります。
しかし、中には腱板が薄くなっているだけでも保存療法(リハビリ)が効果を出すこともありますので、手術は慎重に判断しましょう。当院の患者様でもいます。

手術になりがちなケース

  1. 痛みが我慢できない
  2. 年齢が若い
  3. バリバリ肩を使うスポーツしたい
  4. どうしても元のように肩をまったく気にしない生活を取り戻したい
  5. 日常生活ですごく困る

手術を回避できそうなケース

  1. 痛みは限定的で耐えることができる
  2. 腕をあげたり下げたりするときに痛みは伴うがある一定の動かし方をすると痛みなく動かすことができて不自由さを我慢できる
  3. とにかく高齢(80歳前後)
  4. 最初は痛みが強かったものの少しずつ改善している。
  5. 脇に肘をつけたまま引き戸を閉めたり開けたり(力がはいる)できる

当院では腱板損傷の疑いを認めると

①我慢できる痛みかどうかをお伺いいたします。
②力が入るかを診ます。
③超音波エコーにて②で感じた結果と画像を確認します。
④痛みの部位(場所)や経過をじっくり聞かせていただき病期を考察いたします。

いずれも本人の意思や置かれている環境など複数要因において医師や柔道整復師などと相談し判断されるものと考えています。
※必ず医師の診断は必要です、決して柔道整復師だけで判断をしないことも付け加えさせていただきます。

腱板損傷かな?と思った方へ絶対おすすめポイント

腱板損傷は必ずと言っていいほど進行性です。これは肩関節がほかの関節と違い吊り下げ構造に由来します。人間は立ち上がって生活を始めるようになり常に腕を吊り下げています、つまりロープに力が加わるのと同じように常に牽引力がかかります。
このことから切れ始めたロープのように繊維の塊構造で構成されている腱板は何も対策を講じなければどんどん切れて進行し穴が開いたり*1薄く*2なったりします。
とにかく早めに診察を受けるべきです。実は私も同じ腱板損傷を抱えながらゴルフを10年以上楽しんでいます。進行を食い止められています。
写真は切れて穴が開いてしまった腱板組織をワイヤーで切れた断端同紙を引っ張り込んでふさごうとしている手術画像ですね。肩関節専門の医師はたくさんいて最後の砦みたいに待ち構えています。どうしようもないときは心強く安心ですね。

超音波エコーの画像1

腱板が薄くなっている様子。痛みは少ないが腕が重い、力が出ないの訴えから来院。必ず神経障害(中枢・抹消)との鑑別が重要ですね。この画像の方は手術を回避できました。(糖尿病などの基礎疾患あり)

余談ですが腱板損傷と同じような症状で単に肩峰下滑液包*3の場合もあります。滑液包炎の場合は運動制限はそれほどしなくてもいいし進行性ではありませんので痛みが消失した場合の生活の工夫は必要ないと考えます。

超音波エコーの画像2

見た目はすごいですが怖くない。7日後には痛みもおさまって日常生活を取り戻されています。痛い間は、当院で安静固定をしてクリニックでもらっている痛み止めを服用されていました。