症状別施術(痛みや悩みを解決)
頭&首の悩み
頭痛
頭痛には脳疾患由来のもの、耳鼻科疾患由来のもの、原因不明の偏頭痛、そして筋緊張性頭痛と呼ばれる一種の肩凝り由来のものがあります。詳しく問診し筋緊張性頭痛の可能性の高い場合は治療対象とし、それ以外は必要に応じて協力医療機関へご紹介いたします。
むち打ち症
交通事故によるむち打ち症に、久内整骨院オリジナルのリハビリをマンツーマンで行っております。細かい筋肉や関節包、椎間板の障害を分析し、独自のリハビリメニューで症状に対応いたします。むち打ち症はなかなか人に解ってもらえませんが、詳しくじっくり話を聞いてみると治療に生かせるものです。
首から肩にかけての悩み・痛み
長年、診療していて当院に頚から肩にかけての痛みで来院されている方はほとんどが以下の頸椎にまつわる異常が見つかります。
- ①頚椎症
- ②頸椎椎間板ヘルニア
- ③後縦靭帯骨化症(OPLL)
- ④脊椎疾患などの難病由来
- ⑤肩こり・首こり
整骨院では指先から頚部までを動かしたり観察したり反射をみたりすることでおおよその判断を行います。
まずはここをきちんと確認することが重要です。
整骨院で診ることが出来るのは①②⑤のみですからしっかり聞き取り観察いたします。
頚椎症(高年齢の人)・頸椎椎間板ヘルニア(若い人)について
基本的には重労働による酷使や加齢、運動不足・不良姿勢習慣に伴い椎間板や頸椎骨そのもが壊れたり変形したりして発生します。
大きく分けて以下の疾患に分類されます。
・若い人に多いのがスマホっ首の代表でストレートネック
・高年齢の人に多いのが変形性頚椎症です
例)ストレートネック
例)変形性頚椎症
また、年齢は若くて、しびれが強い人では頸椎椎間板ヘルニアの方が多く見受けられます。
※そしてわずかな方に筋肉が固く感じられる肩こり首こりの方がいます。
①②の場合、頸椎の並び(アライメント)を丁寧に動かす治療を安全な方法で行います。
③の場合はじっくり時間をかけて肩周囲・脊椎(背中)・頚部を指圧・マッサージを施したり運動療法を取り入れたりして最終的にはご自身で予防できるようになって頂きます。
是非、一緒に克服いたしましょう。
背中の痛み
背中が痛くて来院される患者様のほとんどが頚椎や胸椎由来の疾患ですが、時折ヘルペスウイルスが原因の肋間神経痛(帯状疱疹)も見受けられますので注意が必要です。
また、内科疾患である可能性も否定できませんので、治療期間中に計画通りに進まない場合は協力医療機関や患者様のかかりつけ医の受診をすすめます。いつまでも漫然と通院させる事はいたしません。
腰の痛み
出来るだけ多くのお話を伺い重要課題を選別し、実際に動いてもらっての痛みの再現を行い原因を探ります。
関節構成体、筋肉由来の障害ならば部位を特定し、インフォームドコンセントを行い施術いたします。
関節構成体の由来による痛みなら協力医療機関の整形外科医と連携して治療にあたります。
内科由来の可能性が認められれば、速やかに協力医療機関や患者様のかかりつけ医を受診するようにお勧めします。
膝・足の痛み
膝はとにかく曲がってなんぼなので、曲がらない関節は要注意です。
膝関節の骨折・脱臼はすぐに鑑別ができ、治療方針も立てられますが、靭帯損傷(ACL、MCL、LCL、PCL)・半月板損傷(内側、外側)・滑膜ヒダ損傷は鑑別が難しくすべての可能性を否定せず治療方針を立てていきます。
変形性膝関節症(膝OA)はいろんな障害があり、曲がらなかったり、腫れたり、もちろん痛みがあったり足との関係も考慮したりする必要があります。
ケガの悩み
肉離れ(筋断裂)
症状
・運動中の急な痛み
・腫れや凹み
・皮下出血斑
・伸長痛(伸ばした時の痛み)
・断裂音(ブチッ)
・筋力の低下原因
筋肉の柔軟性の欠如やバランスの悪さ、筋力や持久力の低下などが素地として、運動中の急な筋収縮により筋線維や筋膜といった軟部組織の損傷が原因で起こります。
特徴は関節と関節の間の筋肉に痛みを感じ、ふともも、ふくらはぎ、うでなどに多く発生します。また、再発を繰り返します。施術内容
損傷箇所の確定後、原則として対象箇所の固定・圧迫・高拳・冷却を行います。
早い時期からストレッチを中心としたリハビリ運動を開始し、最終的には再発防止のために高い柔軟性・強い筋力の獲得を目指します。
捻挫
症状
・腫脹
・疼痛(痛み)
・内出血斑
・ひねった方向への捻り痛
・熱感原因
外からの大きな力によって関節の可動可能範囲を超えて動き、その結果、関節の適合性は保たれてはいるものの関節にある関節包や靭帯の一部が損傷して起こる症状です。
施術内容
捻挫は軽視されがちですが、後遺症を減らすためにも状態に則した施術によって早期回復を目指します。当院では一週間は固定を中心に、来院時は固定を外し可動域を確保しつつ、周囲の組織修復を促します。早期に社会復帰していただきます。
骨折
症状
・限局した強い痛み(マルゲニー痛)
・変形
・内出血斑
・強い腫脹
・軸性の痛み(軸圧痛)原因
多くはケガによるものですが、高齢者では尻もちや咳など不意の衝撃で脊椎圧迫骨折を起こすこともあります。痛みも弱く発見が遅れることもしばしばです。また、野球少年に多くみられる投球による強い牽引力で小骨が引っ張られて起こるはく離骨折もあります。
施術内容
骨折は元に戻すことが大切!整形外科医と連携し、治癒過程の進捗状況を正確に把握します。特に当院では早期固定除去を目指し、オステオトロン(超音波治療器)。早期現場復帰を目指します。
打撲
症状
・皮膚が赤くなる
・腫れる
・皮下出血
・血腫原因
筋肉が外力(人や物など)と骨との間に挟まれることにより起こる損傷です。
施術内容
打撲では筋肉の深い部分が損傷を受けていることがあるので、損傷箇所の状態把握はエコーで精査して行います。何より安静が大切ですので、スポーツをされている方は症状が改善するまで運動を中止し、スポーツをされてない方は痛みのない範囲で生活をしていただきます。
脱臼
症状
・関節が動かなくなる(弾発性固定)
・肩や顎の関節では凹みや出っぱりができます。原因
うで相撲・投球・転倒・バドミントンやテニス・柔道によって脱臼は関節がずれることによって起こります。親が子供の手を引っ張って肘が脱臼(亜脱臼)したりします。あくびではあごの骨がはずれます。また、転倒で指が僅ずかにずれたりもします。
施術内容
傷病が脱臼と確定したら「整復→固定→リハビリテーション」の流れで早期回復を目指します。
整復
できるだけ痛みを少なく、正確に無理なく元に戻す整復手技を心掛けます。整復は一刻も早く実施し、腫れや、痛みの少ない状態の段階で行うのが最も重要です。整復操作による二次障害(骨折や靭帯の損傷等)もあり、整復操作はゆっくり徐々に進めていきます。当院では最新の整復理論からなる正確な痛みの少ない整復法で安全に治療しております。
固定
固定は日常生活に及びますので、患者さまのニーズと効果を検討したうえでテープや包帯、固定装具を組み合わせ最良の方法を選択します。また、もちろん医師との連携も行い一番いい方法で実施いたします。当院では各関節専門のコルセットやサポーターを用意しており、無料の貸出しを行っています。
早期リハビリ
当院では当該関節に限らず近隣関節まで範囲を広げてリハビリテーションを複合的に行い、早期回復に努めます。
巻き爪( 陥入爪) の悩み
巻き爪の痛みでお困りの方には、テーピングによる「痛みの解消」と、専用器具による「原因の解消」で、 患者様の早期回復を促します。
巻き爪(陥入爪)による痛みの原因
爪が横方向へ巻いた状態になり、周囲の皮膚に食い込み痛みが起こります。
深爪や合わない靴を履き続けることでほとんどが足の親指に生じます。
施術前、施術後の経過
脚の内側肉厚部に引っ張りテープを貼ることににより、初回施術で痛みがなくなりました。
※効果には個人差がありますのでご注意ください。
施術前
親指の爪がかなり皮膚を巻き込んでいる状態です。歩行時の痛みが生じていました。
施術後(7日経過)
巻いた爪の皮膚への食い込みが軽減されてきました。
施術後(13日経過)
施術の継続で、痛みもなく、巻いた爪も平らな状態に戻りつつあります。
施術内容
変形した爪の矯正
専用器具を使用して、巻いた爪から平らな爪に矯正します。
バネの力を利用した器具で、装着時の痛みや、穴を開けるなど爪への負担もなくコツを掴めばご自宅での装着、調整が可能です。
テーピングによる爪周辺のダブル補正
柔道整復師による適切なテーピングによって皮膚と爪を離して痛みを解消します。
テーピングの継続によって巻き爪の再発を予防します。
専用器具とテーピングによる施術例
料金
1回(初回施術から3か月間):8,000円専用器具代、テープ代、テープ張り替え施術料含む。
※専用器具破損等による器具の再購入は患者様側での原因による器具の購入には別途費用が発生します。
ただし、初回から3カ月以内での装着料はかかりません。また、自然破損は当院にて負担いたしますのでご安心ください。